
甘酒を簡単に自宅で作りたくて購入した「マルコメ 甘酒メーカー糀美人 MP101」。
まず作ってみた「ヨーグルト」「塩糀(こうじ)」は、説明書通りに作れて満足のいく出来上がりでした。
今回いよいよ甘酒に挑戦しました。
【混ぜて→甘酒メーカーにセット】するだけ!という簡単レシピが本当かどうか?の検証記事です。
目次
マルコメ 甘酒メーカー糀美人 MP101 甘酒の作り方
材料~用意するもの(ご飯から作る時)
- 乾燥米糀・・・・・100グラム
- ごはん・・・・・・200グラム
- 水・・・・・・・・300cc (お湯の場合70℃程度に温める)

※冷たいご飯の場合・・・70℃位に温めたお湯とご飯を混ぜながら60℃位にしておく。
※温かいご飯の場合・・・ご飯と水をかき混ぜながら60℃位までさましておく。
ご飯は200グラムぴったり用意。

作り方①乾燥米糀をまぜる
ご飯と水をかき混ぜ60℃以下位まで冷めたら、乾燥米糀を加えをよく混ぜる
今回は温かいご飯に水を加え56℃まで冷ましました。

乾燥米糀を一袋加え混ぜます。

作り方②本体にセット
本体にセット
- 調理容器に内蓋をし、本体にセットして蓋をする
- 時間と温度を設定する(発酵時間 約8時間/ 設定温度 約55℃)


作り方③1時間・2時間・5時間の状態
1時間後、2時間後、4~5時間後に全体を混ぜる
1時間後の状態です。
ご飯が炊きあがった感じ?全体を混ぜ返します。

混ぜ返してみると、かなり水分がありました。

2時間後の混ぜ返した状態、甘酒の香りがします!

5時間後の状態です。
すっかり甘酒らしいけど、味見みるとあまり甘くない。

やっと8時間!タイマーも切れました。
味見してみると、思ったより甘くなかったです。
そのため、さらに1時間発酵させてみたら甘くなりました!
8時間の時点で甘さが足りないようでしたら、同じ温度で30分~1時間くらい発酵させると甘くなります。
作り方④8時間後~出来上がり
8時間後出来上がり~小鍋でひと煮立ちさせる
出来上がった甘酒は小鍋に移し替えて火にかけます。
ひと煮立ちさせて粗熱をとり、冷蔵庫で保存します。

実際の味は?
イメージしていた甘酒の味ではなかったです。
最初のひとくちの感想は、さっぱりした甘いお粥みたいな感じ。。
もっとドロドロと濃厚に仕上がって、お湯で薄めて飲むイメージだったのですが・・
ちょっとがっかりでした。。
米粒感がしっかり残るので、ミキサーやハンドブレンダーで米粒感を少なめにしたほうがおすすめです。
保存方法についての注意点
- 使用前に調理容器、内蓋、使用するスプーン等は台所用中性洗剤で洗いすすいだ後、1分以上熱湯消毒し、消毒後の水滴は布巾などで拭かず軽くきっておくこと。
- 甘酒が温かいまま放置しておくと酸味が出るのが早くなります。ひと煮立ちさせることで熟成を止め、酸味が出るのを抑えられ、保存期間が長くなります。
- 保存状態が悪いとピンクや緑色のカビが出る場合は廃棄してください。
- 冷凍保存する場合は別の容器につつしてください。調理容器のまま冷凍庫で冷やすと破損する恐れがあります。
甘酒作りが簡単じゃない理由
実際に甘酒メーカーで甘酒を作ってみて、
【混ぜて→甘酒メーカーにセット】するだけ!
というのはウソではなかったのですが、けっして簡単ではありませんでした。
なぜなら「8時間発酵→3回かき混ぜ→小鍋で沸騰」と手間がかかるから。
一日中家にいるときじゃないと作れない!
つまり、作り方(行程)は簡単だったけど、手間がかかるので「簡単ではない」というのが個人的な感想です。
この甘酒メーカーを使って、ヨーグルトや塩こうじを作ってみました。別記事で掲載していますので参考になれば幸いです。


※現在最新機種「プラス糀 甘酒メーカー糀美人MP201」が販売されています。