「次のお仕事紹介しますね」という派遣営業の言葉を信じて、安心していませんか?
実はその言葉、社交辞令に過ぎないことも多いんです。
私(派遣歴20年以上ponko)もかつて営業さんの言葉を信じて待っていた結果、しばらく仕事が決まらず“無職期間”ができてしまったことがあります。
この記事では、「派遣会社から次の仕事を紹介してもらえない」「連絡がこない」と悩む方へ
本当に次の仕事を見つけるための現実的な行動法を、体験談を交えながら解説します。
派遣営業の「次のお仕事紹介します」は信じていい?

派遣社員として働いていると、契約終了が近づくころに営業さんから
「次のお仕事紹介しますね」と言われることがあります。
でも正直に言うと、この言葉を本気で✋信じてはいけません。
なぜなら、そのほとんどが「社交辞令」だからです。
派遣会社の多くは、今や求人情報を自社サイトで公開しており、派遣社員自身がWEBから応募(エントリー)する仕組みに変わっています。
つまり、「次の仕事を紹介しますね=あなたが自分で探してくださいね」と、やんわり言っているだけのケースが多いのです。
派遣会社から連絡がこない理由
「営業から何の連絡もない」「次の仕事を紹介してもらえない」
──そんな時、以下のような理由が考えられます。
- 派遣会社は求人をWEB上で自動配信している
- 条件の良い案件にはすぐ応募が殺到して埋まる
- 営業やコーディネーターも複数の担当を抱えて忙しい
- そもそも「合う案件」が少ない
つまり、営業さんがあなた個人のために動く仕組みではないんです。
だからこそ、「待ち」の姿勢では次の仕事が決まりにくいのです。
電話でお仕事紹介がくるときの注意点
ごくまれに営業さんや派遣コーディネーターから「良いお仕事があります」と電話がくることもあります。
でも、正直その場合はブラック案件の可能性が高いです。
たとえば──
- 時給が相場より低い
- 通勤が不便(バス通勤・郊外など)
- 前任者が短期間で辞めている
こうした案件は「応募が集まらない」ため、営業さんなどが、電話で直接声をかけているケースが多いのです。
もし電話で紹介を受けたら、必ず以下を確認しましょう。
💡「前任者はどのくらい働きましたか?」
💡「通勤手段は?バスの本数は?」
💡「残業や雰囲気は?」
派遣会社は聞かれない限り、ネガティブな情報を話さないことが多いです。
自分の身を守るためにも、遠慮せず質問してOKです。
次の仕事を早く決める4つの行動

派遣営業の連絡を待っているだけでは、次の仕事はなかなか決まりません。
ここでは、私が実践してきた具体的な行動法を紹介します。
① 公開求人に積極的にエントリーする
「条件に合うか微妙…」と思っても、まずは応募してみましょう。
社内選考に通らなければ次へ進めばいいだけ。
人気の案件は応募が殺到するため、数打つことが大事です。
“下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる”精神で行動を!
② 担当営業に直接「次の仕事を探している」と伝える
メールや電話で、はっきり伝えましょう。
「次の仕事を紹介してもらえませんか?」と一言でもOKです。
タイミングが合えば、社内情報を優先的に教えてもらえることもあります。
待つより、自分から声をかける方が早いです。
③ 派遣会社の別部署にも問い合わせる
派遣会社によっては、営業とは別に「お仕事紹介専用部署」があります。
公式サイトの問い合わせフォームや代表電話から連絡してもOK。
派遣会社内にはWEB非公開の案件を多く持っていることもあり、直接電話することで思わぬチャンスが生まれることもありますよ。
派遣会社の営業さんや、コーディネーターさんも、スタッフさんにお仕事をしてくれた方が利益になります。そのため、お仕事をしてほしいはずです。
直接話したりすると、相手も情が湧いて優先的に紹介してくれるケースもあるのです。
④ 他の派遣会社・転職サイトも同時利用する
「次の仕事が見つからない…」と焦っても、
一社に頼りすぎるのは危険です。
他の派遣会社にも登録しておくことで、求人の幅が広がり、希望条件に近い仕事を見つけやすくなります。
また、「正社員として働きたい」と思い始めたら、転職サイトを並行利用して、早めに情報収集しておきましょう。
社会保険を切らさないためのコツ
派遣で働いていると気になるのが、次の仕事までの空白期間による社会保険の途切れです。
同じ派遣会社で次の仕事が決まれば、社会保険は継続できますが、2週間以上空くと脱退になることも。
だからこそ、契約終了が決まった時点で、即行動することが大事です。
結論:次の仕事は「自分で探す」が鉄則!
営業さんの「次のお仕事紹介します」は、悪意のある嘘ではありません。
でも、信じて待っているだけでは、仕事はやってこないのが現実です。
🔹 求人サイトで自分から応募する
🔹 営業に直接「次を探している」と伝える
🔹 複数の派遣会社・転職サイトも活用する
これが、派遣で長く安定して働くための鉄則です。
私自身も、「待ち」から「行動」に変えたことで、
次の仕事が途切れなく決まるようになりました。
あなたもぜひ、今日から動いてみてくださいね。
「自分で探す」派遣スタイルが、これからの時代の正解です!

















