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派遣・働き方

50代派遣でも仕事はある?現役派遣女性が語る働き続けるための5つのコツ

「50代でも派遣の仕事ってあるの?」

——これは私自身、40代後半の頃に何度も感じた不安でした。
エントリーしても社内選考で落ちる、案件が減る、若い世代ばかりが採用される……。
そんな時期を経験しながらも、今も現役で派遣事務として働いています。

確かに、年齢を重ねるとチャンスは減るかもしれません。
でも“工夫次第”で、50代でも派遣の仕事を続けることは十分可能です。
この記事では、私が実際に40代で意識して行動してきたこと、そして今も大切にしている「50代派遣でも仕事を得るための5つのコツ」をお伝えします。

1. 派遣会社の登録を増やす(チャンスを広げる)

派遣で働く50代女性にまずおすすめしたいのは、「派遣会社の登録を増やす」ことです。
平均的に1人あたり3社程度といわれますが、40代後半〜50代なら5社ほど登録しておくのがおすすめです。

登録だけで動いていない“休眠状態”の派遣会社があっても大丈夫。
複数登録しておくことで「紹介案件の幅」がぐっと広がります。
特に50代になると案件数はどうしても少なくなる傾向にあるため、選択肢を広げるのは大きなポイントです。

派遣会社は、得意分野が異なります。
たとえば——

  • 大手企業に強い派遣会社
  • 専門職(経理・法務など)に強い派遣会社
  • 地元密着型の派遣会社
  • 短期・単発案件に強い派遣会社

このように特徴を分散して登録しておくと、案件紹介のチャンスが増えますよ。

2. 職種を変えない(一貫性が強みになる)

40代以降の転職や派遣活動で大切なのは「職種を大きく変えないこと」。

30代までは“経験を積む”時期として柔軟に転職しても問題ありませんが、40代・50代になると“経験を活かす”方向が求められます。

たとえば、事務職として長年働いてきたなら、同じ事務系の中でのスキルアップを意識する。
業種が変わっても職種をそろえておくことで、「経験が活かせる即戦力」として採用されやすくなります。

私も40代のときに職種を変えようか迷いましたが、結局、事務職を続けて正解でした。
今では「経験の深さ」が評価され、指名でお仕事をいただけることもあります。

3. 専門性のある仕事を選ぶ(年齢に強い働き方)

「専門性がある仕事」は、年齢に関係なく重宝されます。
といっても、難しい資格が必要な仕事ばかりではありません。

例えば——

  • 事務職なら:経理・貿易・人事・金融・法務など
  • コールセンターなら:保険・金融・公共関連など
  • 営業や販売職なら:信頼や経験を求められる高価格帯の商品やサービス

こうした分野では、むしろ落ち着いた対応ができる50代女性が求められます。
「長く続けてくれそう」「安心して任せられる」と評価されることも多いのです。

また、カウンセラー・講師・クリエイティブなど、年齢を重ねることで深みが出る職種もあります。
自分の経験が“価値”になる仕事を選ぶのも、50代派遣の賢い働き方です。

4. スキルを磨く(自分への小さな投資)

「今さら勉強なんて…」と思う気持ちもありますが、50代こそスキルを磨くことが次の仕事への切符になります。

たとえば、

  • ExcelやWordなどPCスキルの強化
  • 資格取得(簿記・行政書士・秘書検定など)
  • 業界の知識を学ぶセミナーやオンライン講座
  • 自己啓発や読書でのインプット

派遣は即戦力が求められる働き方です。
だからこそ「成長を止めない姿勢」が評価されます。
私自身も、通勤時間にオンライン講座を聞くなどして、少しずつスキルを積み上げています。
その努力は、確実に次の仕事につながります。

5. 年齢層高めの企業を狙う(居心地良い環境を選ぶ)

意外と見落としがちなのが、年齢層の高い企業を選ぶという視点です。
若い世代が多い職場では、どうしてもミスマッチを感じてしまうことも。

その点、落ち着いた雰囲気の職場なら、同世代が多く働いているため自然に馴染めます。

<年齢層が高めの企業の特徴>

  • 「落ち着いた雰囲気」「穏やかな職場」と求人票に記載
  • 公的機関・社団法人・団体系企業など
  • 長期就業者が多い安定企業

私も50代に入ってから、あえてこうした企業を選ぶようにしています。
若い派遣スタッフが敬遠しがちな分、競争率も低く、実は狙い目です。
落ち着いた職場で、自分のペースで仕事ができるのは何よりの安心です。

まとめ:50代でも派遣の仕事は「あります」

「派遣50代でも仕事あるの?」という不安、痛いほど分かります。
けれど、私の周りには今も元気に働く50代派遣女性がたくさんいます。
彼女たちに共通しているのは、「あきらめず、工夫して行動している」ということ。

派遣会社の登録を増やし、職種を変えず、専門性を磨きながらスキルアップ。
そして、自分に合った環境を選ぶ——。
この積み重ねが、50代以降も“現役”で働き続ける力になります。

年齢を理由に不安にならず、今できることを少しずつ積み重ねていきましょう。
私自身もまだ道の途中ですが、「50代派遣でも仕事はある」と胸を張って言えます。
一緒に、自分らしい働き方を続けていきましょう!

今日からできる3つのアクション

  1. 登録していない派遣会社を1つ追加登録する
  2. 自分のスキルを棚卸しして、得意分野を1つ伸ばす
  3. 求人サイトで「落ち着いた雰囲気」と記載のある企業をチェック