当サイトはプロモーションを含みます

派遣・働き方

派遣フォロー面談で注意すべき2つの落とし穴と対処法

派遣で働いていると、定期的に営業さんとの「フォロー面談」がありますよね。

就業先の状況を聞いてくれたり、相談に乗ってくれたりと、派遣社員にとっては安心できる時間でもあります。

でもその一方で、気を許して何でも話してしまうのはちょっと危険かもしれません。
実はフォロー面談には、話していいこと話さないほうがいいことがあるのです。

この記事では、派遣歴20年以上の管理人ponkoが、これまでの経験をもとに「フォロー面談で気をつけるべきポイント」と「就業時間中の面談マナー」についてやさしく解説します。

フォロー面談とは?派遣社員にとっての大切な時間

派遣社員として働いていると、営業担当者が職場を訪問してくれる「フォロー面談(定期面談)」があります。

この面談では、仕事内容の確認、職場環境の相談、契約更新の意思確認、時給交渉、そしてちょっとした雑談など、幅広い内容が話題になります。

私もこれまで、さまざまな派遣会社で定期的に面談を受けてきました。

困っていることを相談できたり、仕事の愚痴を聞いてもらえたりと、精神的に支えられる大切な時間です。

中には「月に1回」行う会社もあれば、「3ヶ月に1回」「契約更新のタイミングでのみ」というケースもあります。

最近は、営業さんが直接訪問せず「電話」「メール」「オンライン」で行う派遣会社も増えています。

フォロー面談のメリット

フォロー面談があることで、職場の悩みを早めに共有できる点が大きなメリットです。
問題が大きくなる前に、営業さんを通して調整してもらえることで、トラブルを未然に防ぐことができます。

また、誰にも話せないちょっとした愚痴を聞いてもらえるだけでも気持ちが軽くなりますよね。派遣という立場は孤独を感じることもありますが・・

「自分の味方がいる」と思えるだけで安心できます

フォロー面談は、派遣社員にとって“働きやすさを支えるサポートの一環”なのです。

派遣フォロー面談で注意すべき2つのポイント

フォロー面談は信頼関係を築く場ですが、注意しなければならない点もあります。
それは守秘義務がない」ということ。
つまり、営業さんとの会話内容は完全に秘密ではないのです。

営業さんが悪意を持って話すことは滅多にありませんが、就業先とのやりとりの中で、思わぬ形で話が伝わってしまうことも。

私自身、経験を通して「これは伝えないでほしい」ときちんと線引きすることの大切さを痛感しました。

① 伝えて困ることは明確に伝える

不満やトラブルを相談するのは大切ですが、営業さんに「どこまで伝えてよいか」を自分の口で明確に伝えましょう。

たとえばこんなふうに伝えるのがおすすめです👇

  • 「今の話は愚痴なので、先方には伝えないでください」
  • 「○○の部分だけ、先方に伝えても大丈夫です」

常識的に「これくらい話さないだろう」と思っても、人によって判断は違います。
就業先の担当者に誤解されるリスクを避けるためにも、口頭で線引きをしておくことが大切です。

② プライベートな話も油断しない

フォロー面談の雑談の中で、ついプライベートな話をしてしまうこともありますよね。
「家族のこと」「趣味」「旅行の予定」など、ついつい打ち解けて話してしまうもの。

ですが、その何気ない会話が就業先に伝わることもあります。
営業さんが悪気なく「○○さん、ギターが趣味なんですよ~」と話してしまい、職場で話題になる…というケースも。

もちろん悪意はなくとも、知られたくないことまで広がってしまうことがあります。
「職場で知られたら困る話」は、フォロー面談では控えるのがベターです。

派遣営業フォロー面談は就業時間中でもOK?

フォロー面談は、基本的に「就業時間中」に行われることが多いです。
これは派遣契約書にも「勤務時間中にフォロー面談を行う場合がある」と明記されているケースが一般的。

私の経験では、営業さんが事前に就業先の担当者へ許可を取り、「まず就業先担当者と面談 → そのあと派遣社員本人と面談」という流れで行われます。

面談では、契約更新の確認、仕事内容の見直し、困っている点などを話し合います。
営業さんが職場との橋渡し役となる大切な時間です。

「就業時間中に席を外すのが気まずい…」そんなときは

派遣に慣れていない企業では、「勤務中に30分も抜けるの?」とよく思われないケースもあります。
そんなときは、営業さんにお願いして「お昼休み中」や「就業後のカフェ」などで面談してもらうのもOKです。

実際、私も以前の職場で「周囲の目が気になる」ときがあり、営業さんにお願いしてカフェで面談してもらいました。
柔軟に対応してくれる担当者も多いので、遠慮せず希望を伝えて大丈夫です。

【まとめ】フォロー面談は信頼関係を築くチャンス

派遣フォロー面談は、派遣社員が安心して働くためのサポート体制の一部です。
けれども、気を許しすぎて何でも話してしまうと、意図せず職場に伝わってしまうこともあります。

フォロー面談で気をつける2つのポイント

伝えて困る内容は自分で線引きをして伝える
プライベートな話は控えめに

営業さんとの関係は「信頼」と「距離感」のバランスが大切。

フォロー面談を上手に活用して、より快適な派遣ライフを送りましょう。